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公募展

Central Photo Contest 2015 受賞・入賞作品展

Date. 05.02

■グランプリ

grandprize
【山羊の肖像】 津島 隆雄 様
◆グランプリ
まず静謐という言葉が浮かんできた。
山羊が思考する哲学者のようにも見えてくる。
わずかに残されたカラーの効果が冴えていて、格調高い作品になった。
被写体の選択や光の捉え方、プリントの見せ方まで高いレベルにある。
画面の隅々までコントロールする作者の力量と表現意欲が伝わってきた。
木村一成

 

■準グランプリ

quasigrandprize
【朽ちた向日葵】 速水 土岐文 様
◆準グランプリ
まず絵画的な見え方に惹かれた。
朽ちた向日葵と無表情に横たわる女性というシチュエーションに、生命の終焉さえも予感させる。
彩度を落とした表現も作品世界とマッチし、作品を仕上げる作者の感性の鋭さが読み取れる。
手前の黄色と奥の緑のバランスなど、画面内での色の配置もよく計算されている。
木村一成

 

■審査員特別賞

specialJury
【すいか】 安達 月嫦 様
◆審査員特別賞
なんとも愛らしい写真で、作者の素直な感性に好感をもつ。
赤と緑を基調に子どものしぐさと配置が絶妙。
子どもの写真ではあまり見かけないハイアングルからの目線で成功した。
何気なく撮った一枚かもしれないが、作者のカメラアイは非凡なものだ。
木村一成

 

■ジェットグラフ賞

jetgraph
【床屋の昼下がり】 四方 伸季 様
◆ジェットグラフ賞
床屋の空間にゆっくり流れる時間までもが写っているかのよう。
モノクロームで表現したことにより、陰影と質感がより伝わってくる。
作者は写真表現というものをよく知っているのであろう。
絶妙なフレーミングとレンズワークにも魅了される。
木村一成

■入選

  • 朝田 理恵 様
  • 稲垣 美衣 様
  • 内山 義弘 様
  • 太田 和義 様
  • 奥原 谿一 様
  • 加藤 昭夫 様
  • 木全 秀雄 様
  • 近藤 久美子 様
  • 佐藤 浩史 様
  • 鈴木 良 様
  • 高島 雄三 様
  • 高見 博幸 様
  • 垂 秀夫 様
  • 常川 真 様
  • 寺村 雄機 様
  • 戸谷 良和 様
  • 中島 康治 様
  • 花田 眞人 様
  • 氷森 記心 様
  • 廣瀬 美笑子 様
  • 藤井 恵美子 様
  • 堀川 志保 様
  • 松下 淳子 様
  • 松田 マキコ 様
  • 村瀬 貴治 様
  • 森 柾子 様
  • 山崎 奈緒実 様
  • 吉田 信介 様
  • 吉田 孝美 様
  • 和田 康平 様

 

◆総評
二回目となる当コンテストは、ハーネミューレ紙の特性まで考えて応募してしてくれた人が多いように思う。
審査しながら感じたことだが、やはり紙で見る写真の魅力は格別のもので、モニター鑑賞とは異世界のものであった。
紙で鑑賞する写真の歴史は長いが、このデジタル時代にまだまだ進化する幅を持っていると実感した。
さて、優れた作品が多数応募されたことは一次審査の段階で分かった。
当然、混戦が予想されたが、珍しいことにグランプリは審査員全員異論なく決まった。
今、審査経過を思い返してみても、今回のグランプリは他に抜きん出ていたように思う。
34点の入賞入選作品は、作者の創意工夫と熱意が伝わる力作そろいである。
ハーネミューレ紙でいかに表現されるか、展示会場でじっくりとご覧いただきたい。
木村一成

◆総評
今回、コンテストの応募作品を見て、初めに感じたのは、前回より確実にレベルが上がっているという事。それから、パッと見、応募者の年齢層が若くなったのかな?ということでした。カメラの性能が進化して、三脚を使わなくても、手ブレをしなくなり、結果として構図に自由度が増したのも一因かもしれません。ただ、気になった点があります。それは応募する時のプリントのクオリティーが残念な作品がいくつか見られたということ。せっかく良い写真なのに、もう少しプリントが上手く行ってれば入選、入賞出来たかもしれない作品があった事。やはりコンテストは最終の仕上がりが全て、その点グランプリの作品は、撮影の技術もさる事ながら、応募のプリントも素晴らしかったですね。その辺りを次回の参考にされてはいかがでしょうか。
吉田宗義

◆総評
まず感じたのは、想像以上にレベルが高いということでした。
ハーネミューレ紙で出力するということもあり、仕上げのクオリティを追求したいと思っている方々はハイレベルな方が多いということでしょう。
しかしながら、ハイレベルな作品とは、必ずしもキャリアのある方が高度なテクニックを使ったものとは限りません。
今回の応募作品の中にも、若い方々や初心者の方々の、柔軟かつ斬新な表現力から生まれたとても興味深いものがたくさんありました。
安定感のある上質な写真から、若々しく魅力的な写真まで、幅広い作品が集まったことはとても素晴らしいことだと思います。
川嶋なぎさ

Date. 2015.12.01 – 2015.12.06
セントラルフォトコンテスト2015 ー受賞・入選ー作品展
セントラルアート・ギャラリー

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