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本店1F 日本画の絵具

Date. 02.24

みなさま、こんにちは。インフルエンザ第1号。病み上がりの本店1Fアサミです。39度熱が出ると恐ろしいくらい眠れますね。還ってこられないかと思いました。
さて、今回は日本画の絵具のご紹介です。あまり扱うことのない方も多いと思いますが、とても古くからある日本のDNAとして受け継がれてきた画材です。製法はほとんど変わらず材質を変化、改良させて今日に至ります。特長として退色が少なく経年変化しにくいこと、また修復技術がある程度確立していることです。長い歴史に培われた芸術といえます。本店1Fにございますので手に取って御覧下さい。
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顔彩 顔料(土や鉱物なとが原料となった粉末)を膠、アラビアゴム、水あめなどの固着剤で固めた固形絵具です。そのまま水で溶かして使います。角皿に入れて乾燥させたものを顔彩、丸皿に入れたものを鉄鉢と呼びます。取り扱いが容易で携帯できるのでスケッチ・墨彩画・俳画・絵手紙と幅広く使われます。

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水干絵具 「水」で精製し、「干」し上げてつくることから、水干絵具と呼んでいます。耐光性の強い堅牢な顔料を選択し、体質顔料に胡粉を用い、水干精製後、杉板上で薄板状に自然乾燥させます。水干絵具の粒子は非常にきめ細かく、優れた発色が特長です。乳鉢ですりつぶし、膠と混ぜよくなじませてから使います。価格も安く、混色も自由もできるため、特に初心者の方におすすめします。また、岩絵具の下地としても使われます。。

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岩絵具 天然に産する良質の鉱物・貴石を厳選し、自然の持つ美しさをそのままに引き出すべく粉砕・水簸精製して、粒子分けしたものが天然岩絵具です。さらに天然岩絵具の色相を補充するために造ったのが新岩絵具です。釉の体質に金属酸化物を混合し、800℃~1000℃にて焼成・溶融して色の塊の原石である新岩を造ります。そののち、天然岩絵具と同じ製法にて仕上げます。岩絵具は鉱物(藍銅鋼、孔雀石、ラピスラズリ、ガーネットなど)を3-15番までの荒さに分けて砕いた顔料の一種です。水干と同様膠でといて使います。様々な荒さがあるため、他の絵具に比べ絵肌がザラザラし、薄塗りから厚塗りまで表現に応じたマチエールが作れます。又、鉱物特有の美しい輝きが画面に加わります。

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